看護師が知っておきたい医療現場のIT事情「PHSからスマホへ」

医療とIT

スマホで加速!医療現場のIT化

医療機関のIT化 PHSからスマホへ

業務のIT化は医療現場でも進んでおり、PHSのサービスが終了することに伴ってスマホへの移行も進んでいます。長くPHSで業務をこなしてきた看護師にとっては、使い勝手が変わることへの心配があるかもしれませんが、ナースコールとスマホが連動したり、電話やメール、チャットなどがどこでもできたりと、これまでその都度ナースステーションへ行かなければならなかったような業務がその場でできるようになるメリットがあります。

  • 多くの病院で採用されているPHSが終了!?

    多くの病院で採用されているPHSが終了!?

    長い間医療機関で使用され続けてきたPHSのサービスが終了することとなり、スマホへの移行が加速していくことが予想されます。PHSの新規契約や機種変更は不可能でも、修理等のサービスはまだ続きます。そもそも医療現場でPHSが使われていた理由は、機器から発せられる電磁波の影響を考慮してのことでした。しかし、現在のスマホからは当初の携帯電話ほどの電磁波は発せられていなく、病院でも問題なく使用できるほどになっています。

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  • 今やPHSはデメリットばかり?

    今やPHSはデメリットばかり?

    これまで長く医療現場で活用されてきたPHSは、メリットよりもデメリットが上回るようになってきています。電磁波の影響が強いとされていた初期の携帯電話の時代から4Gの時代になると、医療機関の中であっても携帯電話やスマホが問題なく使用できるようになりました。そうなると、音声のみで伝えるPHSを利用するメリットは薄く、電話やメール、画像やアプリなどを駆使できるスマホの方が、業務をはるかに効率化できます。

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  • スマホでナースコールがより便利に!

    スマホでナースコールがより便利に!

    入院患者のベッドや院内のトイレ等に設置してあるナースコールは、ナースステーションに設置されていた親機まで行って内容を確認していたのが従来のあり方でした。PHSに連動していたとしても、それだけで患者の詳しい状況を把握するのは困難でした。しかし、PHSからスマホへとツールを移行することで、ナースコールへの対応がより迅速になります。チャットや画像共有などによって、医療スタッフ間のコミュニケーションも円滑になります。

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  • 転職エージェントを利用しよう
    転職エージェントを利用しよう

    IT化が進んだ職場に看護師が転職するなら、転職エージェントを活用しましょう。転職エージェントなら、希望にマッチした求人をすぐに探し出し、テンポよく転職活動が進むようサポートしてくれます。転職エージェントをうまく活用するコツは、キャリアコンサルタントに正直に話をすることです。企業にそのまま情報が流れていくわけではないので、遠慮なく考えていることを打ち明けておいたほうが、きめ細やかなサポートを受けられます。

  • スマホで活用!医療アプリ
    スマホで活用!医療アプリ

    様々な分野のスマホアプリが次々と開発されている中、医療系のアプリの開発も着実に進んでいます。急速にIT化が進む現場で働く看護師にとって、スマホアプリは日々の業務に不可欠なツールとなっていくでしょう。病院内外で使用できる医療関係者間のコミュニケーションアプリや症状チェックアプリ、医療薬についてのアプリなど、医療関係者におすすめのアプリとして「JOIN」「症状チェック」「日本医薬品集医療薬」をご紹介します。

  • 多くの病院で採用されているPHSが終了!?
    多くの病院で採用されているPHSが終了!?

    一般的にはスマホが主流の時代になりましたが、医療機関ではPHSがずっと使用されてきました。その理由は、端末から発せられる電磁波の影響が携帯電話よりも低かったからです。しかし、今ではスマホを使っても問題ないところまできており、PHSを使い続ける必要性がなくなりました。PHSに関してはサービスが終了し、修理対応だけになっています。PHSを活用している医療機関も、今後はスマホに移行していかなければならなくなるでしょう。